北本市は【消滅可能性都市】にリストアップされたことで、人口減少が大きな問題とされてきましたが、近年は社会増(転出者数よりも転入者数が多い状態)が続いており、人口減少は鈍化しています。
北本市から毎月発表されている人口動態をグラフ化して、定点観測をしていきます。
自然増減は近年と比較しても減少が大きくなっています。近3年と比較して、出生者数が最少で、死亡者数が最多となっているためです。
社会増減は近年と比較しても大きな増加となっていましたが、ここにきて横ばいに転じました。近3年と比較して、転入者は最多ですが減少傾向にあります。一方転出者は近2年と比較して増加しています。
新型コロナウイルスの感染拡大により、転出者は減少、転入者は増加の傾向にありましたが、少しずつコロナ前に社会を戻す動きが出ているのかもしれません。引き続き注意深く見守っていく必要がありそうです。
(出典)北本市ホームページ:北本市人口動態