新ごみ処理施設整備~白紙解消後の経過~

鴻巣市・行田市・北本市による広域処理の白紙解消

令和元年12月12月の正副管理者会議により白紙解消を決定
令和2年3月31日をもって鴻巣行田北本環境資源組合による建設事業を廃止

鴻巣行田北本環境資源組合の経過
(埼北広域清掃組合ホームページ)
http://www.k-ichikumi.jp/keikanitsuite.html

白紙解消後の北本市の動き

令和元年12月
「北本市一般廃棄物処理施設整備等庁内委員会」を設置。委員長は副市長。

令和2年3月
「北本市一般廃棄物処理施設整備等庁内委員会」が検討結果を市長に報告。

  • 新たなごみ処理施設が稼働するまでには長期間かかる恐れがあることから、現施設(埼玉中部環境センター)の大規模修繕による「延命化」が最優先である。
  • 広域で行うことで単独で建設する場合より建設費が抑えられることから協働での取組が必要である。
  • 埼玉県広域事務組合を構成する鴻巣市、桶川市や現在共同処理している吉見町との枠組みが本市の財政負担が少ないものとなる。
  • 広域行政としての事業の実施、民設民営での対応等、新施設整備に向けた協議・検討をするべきである。

令和2年3月27日 北本市議会
新ごみ処理施設の整備の白紙解消に関する市民説明会の開催を求める決議
https://www.city.kitamoto.lg.jp/material/files/group/19/gitei202002.pdf

令和2年8月3日
鴻巣市長から「勉強会」の参加意向について照会があり、8月28日付けで参加する旨を回答。

令和2年8月24日
北本市が「新ごみ処理施設整備の白紙解消に関する市民説明会」を開催
http://sakuraisuguru.jp/2020/08/29/gomi_shiminsetsumeikai/
北本市長「今後の方向性については、市民の声、市議会の声をお聞きしつつ、これまでのように近隣市町と連携を図りながら、あらゆる可能性について調査・検討を行っていく予定です。」

令和2年10月26日
鴻巣市・北本市「ごみ処理広域化に関する勉強会」を開催

令和2年11月24日
北本市議会全員協議会において、北本市長が「新ごみ処理施設の整備について、行政経営会議において、鴻巣市と進めていくことが最善と判断し、鴻巣市と進めていくとの意見でまとまった」と報告。

令和2年12月10日
北本市議会12月定例会の一般質問において北本市長が「鴻巣市との枠組みで協議を進める」ことを明言
「新ごみ処理施設の整備については、昨年12月に基本合意書を白紙としてから1年が経過しようとする状況で、今後の枠組みについて先延ばしにせず、早急に判断をする必要があると考え、市として、鴻巣市と連携して進めていくことを決定させていただきました。」

令和2年12月22日 北本市議会
新ごみ処理施設の整備に当たり慎重かつ丁寧な対応を求める決議
https://www.city.kitamoto.lg.jp/material/files/group/19/gitei202015.pdf

令和3年度当初予算に「一般廃棄物処理施設調査委託事業700万円」を計上。
・一般廃棄物処理施設を整備するに当たり、本市に適した施設や処理方法等について検討するため、様々なケースにおける財政負担、環境負荷、市民の分別負担等について調査を行います。

令和3年3月19日
吉見町長が、鴻巣市と北本市で行われている「ごみ処理広域化に関する勉強会」に参加することを表明。

令和3年5月31日(北本市議会令和3年第2回定例会初日)
北本市長が新たなごみ処理施設の検討状況について、議会全員協議会で次のとおり説明。

  • 5月27日に北本市長、鴻巣市長及び吉見町長の3者により、新たなごみ処理施設の整備に関する意見交換を行った。
  • 鴻巣市長から、新たなごみ処理施設の整備に係る検討について、埼玉中部環境保全組合の構成市町である2市1町において、鴻巣市郷地安養寺地区に建設することで協議を進めたいとの提案があった。
  • かねてより鴻巣市を含めた広域で取り組んでいくと説明していたので、この提案を受け、協議を進める。

同日、『新ごみ処理施設整備事業の廃止に関する検証報告書』が市長から各議員に配布される。