令和5年6月定例会に提案された補正予算

補正予算の概要

久保特定土地区画整理事業等の見直しとデーノタメ遺跡の国史跡化

予算総額は1,924万8,000円(一般会計:657万6千円、特別会計:1,266万2千円)。一般会計の内訳として、①都市計画決定【都市計画道路・用途地域】633万5,000円、②文化庁出張職員旅費として25万1,000円。

①については、都市計画法に定められている詳細な都市計画図、路線名や起終点、幅員などを整理した計画書を作成するほか、県のマニュアルに示されている変更内容や説明会の状況、関係機関協議の状況などを取りまとめた調書を業務委託により作成するものです。

その他の主な事業

小・中学校給食費負担軽減事業 1億877万7千円
令和4年度補正予算で小・中学校の給食費6か月分(物価高騰分を含む)を無償化することが決定していたが、財源の目途がついたため残りの5か月分(8月は徴収せず)の無償化延長を提案するもの。財源は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金。

民間保育所建設補助金交付事業 1億821万8千円
市内の認定こども園(きたもと幼稚園)が実施する大規模修繕工事・増築工事・防犯対策の外構工事に対する補助(負担割合:国1/2、市1/4、事業者1/4)。昨年度中に実施する予定で予算計上をしたが、国との協議が整わず一旦予算を全額減額していたもの。秋に着工し年度内に完成予定。

道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業 38万円
平成27年3月の学習指導要領の改訂により「特別の強化・道徳(道徳科)」が位置付けられ、既に実施されているが、教師の指導力の維持・向上が課題となっていることから、各種研修等の充実に加え、実践的知見の見える化・共有化を図る必要がある。本事業は県委託事業として北本市立西小学校が「埼玉県道徳教育推進モデル校」に指定され、講師を招いて研修を実施したり授業を見てもらうことで授業の改善を図る。

久保特定土地区画整理事業の見直しに関し、事業計画の変更を行うための資料作成等を行います。今年度中から準備を始め、デーノタメ遺跡の国史跡指定が決定した後(早ければ令和6年秋頃)に埼玉県知事協議を行い、令和6年度中に市都市計画審議会において決定される見通しです。

都市計画決定図書作成等業務委託 341万1千円
実施計画(変更)作成等業務委託 925万1千円