2013年度(平成25年度)
2013(平成25)年5月7日 ごみ処理広域化の推進に関する基本合意書を締結
2014年度(平成26年度)
2014(平成26)年4月 彩北広域清掃組合に北本市が加わり、鴻巣行田北本環境資源組合となる。
2014(平成26)年5月 新施設建設等検討委員会が設置される。
2014(平成26)年8月28日 一般廃棄物処理基本計画等の策定及び新たなごみ処理施設建設候補地の選定について、管理者が新施設建設等検討委員会に諮問。
2015(平成27)年1月20日 第4回新施設建設等検討委員会
建設候補地の選定手順・方法、53候補地点の評価、選定結果等が示される。
建設候補地位置図(53か所)
評価結果(53か所)
※資料は回収され、後日組合ホームページにされた資料は候補地点が52か所しか示されていなかった。「消された」候補地は、1位の地点のすぐ近くで、2位の評価(1位65点、2位63点)の地点だった。
後日組合ホームページに掲載された52か所の資料
建設候補地位置図(52か所)
評価結果(52か所)
2015(平成27)年1月29日 第1回新たなごみ処理施設の建設候補地に関する説明会開催
2015(平成27)年2月17日 新施設建設等検討委員会が中間答申
新ごみ処理施設建設候補地を「郷地・安養寺地区内」とすることが適当。
建設候補地カルテ.pdf
2015(平成27)年2月 新施設建設等検討委員会の中間答申を受け、建設候補地が選定される。
2016年度(平成28年度)
2016(平成28)年2月 一般廃棄物処理基本計画策定
併せて広域処理に向けた基礎調査(広域化方針)報告書策定
・建設候補地 鴻巣市郷地・安養寺地区 5.5ha
・概算事業費 約249億円(税別)
・運営・維持管理費(20年間) 約132億円(税別)
・施設稼働 平成35年度から
2017年度(平成29年度)
2018(平成30)年1月25日 平成30年第1回定例会
阿部愼也議員の質問で当初53か所だった候補地が、公表された資料では52か所にされたことが明らかに
平成30年第1回定例会会議録
2018(平成30)年2月13日 新施設建設等検討委員会
新施設(余熱利用施設)整備方針の策定について、管理者から委員会に諮問される。
2018(平成30)年2月15日 議会運営委員会
建設候補地の箇所数について、平成27年1月23日第5回副市長会・第8回参与会までは資料上53か所だったこと、平成27年度への人事異動引き継ぎでは52か所となっていたことが判明。
2018年度(平成30年度)
2018(平成30)年4月5日 全員協議会
当時の資料や聞き取り調査の結果、候補地削除や評価基準の変更は計画建設課内で行われたことが明らかに
2018(平成30)年4月27日 全員協議会
資料の改ざんについて、当時の担当した関係者に出席を求め、聴き取り調査を実施。
その後の混乱を防ぐなどの事業進捗を円滑に図るために行ったことと説明。
2018(平成30)年5月10日 全員協議会
資料の改ざんについて、各議員が意見を述べる。
2018(平成30)年5月29日 平成30年第1回臨時会
新ごみ処理施設建設候補地選定過程に対する調査に関する決議 否決
提出者 議会議員 金子眞理子、議会議員 阿部愼也
新ごみ処理施設建設候補地の再調査を求める決議 否決
提出者 議会議員 阿部愼也、議会議員 細谷美恵子
2019年度(平成31年度・令和元年度)
2019(平成31)年4月21日 行田市長選挙・北本市長選挙
行田市長として石井直彦氏が当選。北本市長として三宮幸雄氏が当選。
2019(令和元)年5月24日 正副管理者会議
議事の概要.pdf
石井副管理者
「一度事業を止めて7月末までに全体像を明らかにしてほしい。」
「土地についても検討し直してほしい。」
「財政負担をどう減らし、一番メリットがある方法を考えるべき。」
原口管理者
「各市議会で承認して3市合意で鴻巣市に建設と決めている。」
「財政負担が少ないようにすることは基本方針。」
2019(令和元)年7月5日 正副管理者会議
議事の概要1
議事の概要2
〇債務負担行為の予算措置について
石井副管理者
「用地や付帯設備を含めた全体を示してほしい。判断ができない。」
三宮副管理者
「同感。総額が見えない中での債務負担行為はいかがかと思う。」
〇建設候補地について
石井副管理者
「疑義が生じたら協議をすると(合意書に)書いてある。」
「できるだけ安くやるという理念はないのか。」
原口管理者
「建設場所は今の場所で決定している。小針に持っていく話はしないでもらいたい。」
「今の状況でできるだけ経費を節減しながらやっていくのが基本。」
2019(令和元)年10月22日 正副管理者会議
議事録1
議事録2
議事録3
●概算事業費が示される 603.2~611.4億円(税込)
石井副管理者
「明らかに高すぎ。1回手続きを止めて検証したらどうか。」
三宮副管理者
「石井副管理者から様々な疑問が出ていて、それに答えないで進めれば問題が出る。」
原口管理者
「事業費は実際に設計して入札に入ってみないとわからない。今の状況では正式な見積りは出せない。」
「都市計画に賛成してくれるか?」
石井副管理者
「今のままでは反対。(比較して)安ければやる。」
三宮副管理者
「今すぐ小針でいいかどうかは言えないが、望ましいのは近い方。」
「都市計画決定、農振除外、土地購入云々の目鼻が全く付いていないのにこのまま走っていいのか。」
「半年でも、三か月でもちゃんと調べてほしい。」
原口管理者
「各市の議会と一回調整して、小針がいいのかどうか、話し合ってもらいたい。」
「債務負担行為の補正を出すのはやめましょう。」
2019(令和元)年10月28日 議会全員協議会開催
建設事業費が組合議員に示される。
概算事業費について.pdf
(参考)行田市小針概算事業費 ※行田市算出
2019(令和元)年11月5日 令和元年第2回臨時会
新施設建設特別委員会の設置を決定。
2019(令和元)年11月15日 令和元年第3回定例会
請願「行田市所有の小針クリーンセンター隣接地と現建設候補地とを、比較検討することを求める請願」が不採択となる。
2019(令和元)年12月12日 正副管理者会議
議事録1
議事録2
〇各市における市議会との調整結果について
原口管理者
「全員協議会を開く暇がなく、事業継続の意思を表明する案内を全員にした。」
「多数の議員の皆さんがが了解をしていただいた。」
石井副管理者
「(議会として)私たちはまだ決める立場にない。と報告された。」
三宮副管理者
「11月1日に説明し、それ以降特に公式に議会から何かあったということはない。」
〇方向性について
石井副管理者
「土地の選定からすべて疑義がある。」
「市民から住民投票を行うという意向もあり、意見を尊重しなければいけない立場である。」
三宮副管理者
「土地の条件はどちらに行ったとしてもそう変わりなくそれなりの費用がかかる。」
「土地はこれまでの経緯で決まったとすれば、瑕疵はなく、その土地でよろしい。」
石井副管理者
「北本市は安養寺でいいということですか。」
三宮副管理者
「最終的には、ごく最近ここでよろしいという判断をした。」
原口管理者
「このまま継続協議しても時間・期限が延びるだけで方向が全く見えない。」
「新施設の建設について解消し、白紙に戻して、3市の組合を考えていかなくてはいけないと思う。」
2019(令和元)年12月13日 組合議員に白紙解消となった旨が通知される。
2019(令和元)年12月16日 白紙解消となった旨を組合ホームページにて公表。
建設事業に要した経費
議 会 費 9,895,564円
総 務 費 366,508,379円
施設整備費 259,081,699円
(委託料 172,053,080円、国庫補助返還金 48,049,000円等)
予 備 費 1,000,000円
歳 出 計 636,485,642円