埼玉中部環境保全組合による『新たなごみ処理施設等建設検討委員会』(第2期)について、令和6年3月27日に第6回委員会が開催されましたので、その概要を報告します。
日時 令和6年3月27日(水)14時~
場所 埼玉中部環境センター4階大会議室
資料1のとおり
https://www.tyuubu-kankyo.jp/new-construct/pdf/consider_r6-03-27_02.pdf
粗大・不燃ごみ処理施設、プラスチック類処理施設について、可燃ごみ処理施設と同様に、各市町のごみ排出量を元に将来のごみ排出量を推計し、目標値が達成可能かどうか=今回想定している施設規模で不足はないか確認するか求めていました。
トレンド推計した結果では、粗大・不燃ごみ処理施設は日量17.8トンで目標値(=施設規模の採用値)を1.3トン上回るものでした。また、プラスチック類処理施設は日量22.2トンで目標値を1.4トン上回る数値となりました。
仮に目標値を達成できず、トレンド推計どおりの排出量となったとしても、1日30分程度稼動時間を延長することで処理できる量であることから、目標値を採用することとしました。
第5回に引き続き、施設配置について検討しました。メーカーヒアリングなどにより施設ごとの必要面積を算出した結果、5.6ヘクタールが必要となりました。また、取得する用地の筆界を考慮し、分筆を行わずに取得できるよう約5.8ヘクタールを敷地面積とすることとなりました。
なお、エネルギー利用については未定ですが、調整池として10,000㎡を確保しており、別途施設等の整備が必要な場合はこの場所の一部を活用することとなります。
Q.敷地から県道に出る場合の安全確保や渋滞対策について。右折する車と左折する車で分離した方が良いのではないか。
A.出口の車線を分離することも検討したが、警察との協議の中で、左折する際に右車線に右折車がいると、右から来る車が右折車によって見えなくなることを懸念し1車線としたが、引き続き警察と協議する。なお、パッカー車は原則として左折で県道に出るよう指導したい。
Q.地元協議会とのエネルギー利用についての話し合いは。
A.余熱利用に関わらず周辺の状況、心配ごとなど含めて話し合いをしている。参考になるような図面が欲しいという要望があったので、今回の資料を提供したい。
Q.剪定枝資源化施設などを整備することなどにより当初の5.5ヘクタールから若干面積が増えた。鴻巣行田北本で検討していたときに用地取得費は1.9億円程度だったと記憶している。面積が増えても2億円程度という理解でよいか。
A.用地取得費については当組合としては現時点で算出していない。
Q.今回示された図面にはないが周回道路を設けるという説明があった。この図面の外側にぐるっと回す形か。図面に下側にはすでに道路があるが。
A.周回道路については市道となるもの。水路との兼ね合いもあるので、現状では未定である。
今回の第6回をもって令和5年度中の検討は最後となる。ここまでの検討結果を中間答申として取りまとめ、管理者に報告を行う。
Q.中間答申(案)2の「処理対象ごみ、整備する処理施設及び施設規模」の中の「補助的な処理施設」について、第4回の検討において「全量民間委託処理した場合の費用についても別途検討し、今後方向性を決定する」ことになっていたと思う。案にはその旨の付記がないが、いかがか。
A.欄外に付記したい。
令和6年4月19日(金)8:30~
先進市視察(日野市クリーンセンター、浅川清流環境組合)
令和6年5月9日(木)14:00~
環境学習・啓発 、エネルギー利用(2/2)、災害対応(2/2)
令和6年7月11日(木)14:00~
事業方式選定のための調査結果
令和6年8月21日(水)14:00~
事業方式、概算事業費、事業スケジュール
令和6年11月7日(木)14:00~
答申協議、基本計画(素案)
令和7年1月16日(木)14:00~
答申協議、基本計画(案)